【序章・君物語のはじまりのはじまり】

その男は、大きなフードの付いたローブを頭からすっぽりと被り、口元から顎にかけては豊かな銀色のヒゲをたたえていた。

 

夕闇迫る頃、男が夕食の支度に使う薪を持ってこようと家の外に出たときだった。

ふと気配を感じ、男は手に持っていたブロンズのランプを森の入り口にかざした。

 

「おやおや…困ったおちびさんたちだ」

 

そうつぶやくとその男…月詠の隠者オーカミは優しく目を細める。

 

 

「オーカミ!!」

可愛らしくはしゃいだ声が響くと、ドレスの裾を翻して森の中から小さなお姫様が飛び出してきた。

 

そして、

「おいっ…待てよ!ウハネ!!」

お姫様の後ろからは腰に剣を差した小さな勇者が追いかけてくる。

 

ウハネと呼ばれた小さなお姫様は両手を広げてオーカミの腕の中に飛び込んだ。

銀色の顎髭を揺らしてウハネを抱きとめると、オーカミは優しく囁く。

「もう日が暮れるよプリンセス・ウハネ。
お城に帰る時間だ」

 

その様子を見ながら

「オーカミ〜、ウハネを叱ってやってくれよ。
どうしてもオーカミの話を聞きたいってお城から飛び出したんだ」

小さな勇者…コア少年は困り果てた様子で額に手を当てながらオーカミに訴えた。

 

「今日は絶対に“微笑みの魔法使い”のお話を聞きたかったの。

オーカミ、お話を聞いたらすぐに帰るから微笑みの魔法使いのお話をして?」

ウハネはオーカミを見上げながら泣きそうな顔で懇願した。

 

 

オーカミは小さなお姫様の様子に異変を感じると、ウハネとコアを家の中に招き入れながら言った。

「帰りは私が送っていこう。
お城にはお前達が家にいると使いを出しておくから」

ドアを閉める前にオーカミが口笛を吹くと、鋭い目つきの鷹が飛んできた。
腕に止まった鷹に何かを伝えると、オーカミはそっと空へと鷹を送り出す。

 

 

その様子を見てウハネとコアは顔を見合わせて微笑んだ。

「コア、ついてきてくれてありがとう」

はにかみながらお礼を伝えるウハネにコアは目を逸らして呟いた。

「当たり前だろ。俺はプリンセスを守る勇者だからな」

コアはウハネに視線を返すと口の端をあげて笑う。

 

「さあさあ、プリンセス。
微笑みの魔法使いの話が聞きたいって?

まずは温かいお茶を淹れてからにしようか」

 

月読みの隠者はにこやかにそう言うと、暖炉に新たな薪をくべた。

 

 

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